こんにちは。class of 2012のWです。

9月23日に本格的にアカデミックの授業が始まり、一週間が過ぎました(カリキュラムは23日より前に始まっていたものの、それまではずっとリーダーシップの授業と就職活動関連のセッションが行われていました)。
思えば昨年のBoothの出願エッセイの中で、Boothの魅力はFlexibilityだとか、BoothのHPで調べたいくつかの授業に言及して取りたい授業は○○だとか、あまり正確な理解もないまま通り一遍のことを適当に書いたことを記憶しています。

しかし、Boothに入学して履修科目を選択したり、他校の友人の話をもとに他校のカリキュラムと比較してみるにつけ、Boothの授業選択におけるFlexibilityの高さを実感しています。今回は、この授業選択におけるFlexibilityについて少し触れてみたいと思います。

「卒業するための必修は何なのか?」
卒業要件として必要な21単位の中で、全学生が必ず取得しなければならないのはリーダーシップの授業であるLEADの1単位のみ。あとの20単位(科目)は本当にFlexibleに組み立てることができます。もちろん、ビジネス・スクールなので、Accounting、Microeconomics、Statistics、Finance、…などの各分野で必ず1単位は取らなければならないという決まりはあります。しかし、この各分野には、基礎科目から上級科目まで、多様な選択肢があり、各人のバック・グラウンドに応じて、Flexibleに取得することが可能です。たとえば、Accountingの場合、基礎をすっとばして、Financial Statement AnalysisやM&A Accountingなどといった科目を取ることができます。
他のMBAスクールだと、1年目は固定されたクラスでほぼ同じ科目を履修しなければならないところもあるようなので、BoothのFlexibilityは際だっているのではないでしょうか。

「1年目からいきなり、かなりの上級科目でも取れちゃうのか?」
1年目の秋学期からいきなり、Fama教授の授業を取りCAPMとThree Factor Modelの考察にどっぷり浸かることも可能。もちろんいくつかの科目には、その科目の前に履修しなければならないPrerequisiteが定めらているものもありますが、自分に十分なバックグランドがあることを教授に示してOKをもらえれば、Prerequisiteもすっとばすことが可能。このため秋学期にFamaからCAPMの薫陶を受け、冬学期にCochraneの授業でAcademic Paperを読みまくり、春学期にVeronesiの指導のもと各種金融商品の難解なPricingについて学ぶという、ファイナンスおたくにはたまならない、MBAらしくない授業を1年生から取りまくることも可能となっています。キャリア志向に応じて、ここまで極端な科目選択ができるのはBoothならではの魅力です。

「シカゴ大学のどの学部の授業でも取れるのか?」
7単位はBooth以外で授業を取得することが可能。つまり、経済学以外でも「シカゴ学派」として有名な社会学の科目を履修できたり、法学、政治学、物理学の授業を取ったりすることも可能です。

「皆が別々に授業を取ったら、友達を作る機会が減っちゃうんじゃない?」
こんな質問を他校の学生から聞かれたことがあります。LEADでは秋学期の間、ずっと同じクラスで授業を受けるので、そんな心配は無用。またStudent Group、Randam Walk(過去の投稿ご参照)、各科目でのStudy Group等、学生同士、仲良くなる機会は数多くあります。

まとめると、学生個々人の好みに合せて、選択科目の分野、難易度、履修タイミングを本当にFlexibleに選択することができます。
ちなみに筆者は、このFlexibilityを活用して、この秋学期にInvestments(いわゆる「証券投資論」的な科目)、M&A Accounting(M&A時のTax、会計の考え方を学ぶ)、Accelerated Micro という1年目の秋としてはややハードな授業を履修しています。言い古された話かもしれませんが、このFlexibilityを活かすも殺すも自分次第なので、この二年間で何を学びたいかをちゃんと考えてFlexibilityを最大限活用していかないとな、と考える今日この頃です。

過去の投稿では、授業を取るにあたってのBidding System、LEADについて触れられています。興味があれば、そちらもぜひご覧ください。

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