Chicago Booth2年生のHelterSkelterです。はじめまして。
留学前はコンサルタントをしており、会社を辞めて今は私費留学の身です。さて、第1回目の投稿なので一応マジメな記事を。
Chicago Boothについて私個人の経験をふまえてご紹介しておきたいと思います。とりあえず、良くある質問・疑問に対して・・・1.Chicago Boothといえば「ファイナンス・スクール」。→半分ウソ!
Boothはファイナンスが強い、というのは真。Boothはファイナンスしかない、というのはウソ。

①授業では、最近アントレやマーケティングがかなりアツイ。これは入学してから肌で感じました。アントレやマーケティングの授業の人気は高く、有名な教授の コマのBid pointはインフレする一方です。例えばアントレだと、Experiential Learning系のNew Venture Challenge(起業ネタのコンペ)やBuilding the New Ventureなどは非常に人気で、学生の満足度も高いです。今年卒業された日本人の先輩はなんとNew Venture Challengeで優勝!

学生も多様なバックグラウンド。バンカーにあふれているわけではありません。ていうか俺の日本人同期7名のうち、金融出身は2名しかいません。

就職先も多様。2007年の職能別就職先を見ると、コンサル(25%)が投資銀行業務(21%)を上回る。まあ、investment managementとかsales & tradingを含めると、金融業界への就職割合は増えますが。

他方、ファイナンスが鬼のように強いのは言わずもがなです。MBAレベルじゃ物足りないぜ、という人はPh.Dコースの授業も受けることが出来ます。俺の1つ上の先輩には実際そういう猛者がいます。あと、周知のように経済学もトップレベルのFacultyを揃えている(コレがまたファイナンスの強さを支えている)ので、ミ クロ・マクロ分析をもっと突っ込んでやりたい、という人にもベスト・スクールでしょう。

2.授業はレクチャーが大半。

→大ウソ!
教授によってレクチャー/ケースのウェイトは異なるので、ケースばりばりの授業構成にするのも自由、初心者なのでまずはレクチャーで基礎を抑えたい、とするのも 自由。授業のレベル(BasicかAdvancedか)も選べる。コレはキャリア・チェンジを目指す俺には非常に優しいシステムでした。会計はど素人だったので 、入学した最初の学期はBasic courseから始めました。まあ、どういうスタイルの授業を受けたいのかは、up to youということです。

3.チームワークよりは、個人重視。

→大ウソ!
2.とも関連しますが、戦略系だけでなく、ファイナンス系 でも大半の授業ではグループで課題を解いたりケースの分析をします。チームワークは絶対必要になります。グループでやるのは大変なこともありますが、得るところも非常に多いです。他方、授業によっては個人 でやってもグループでやっても良い、というオプションを残している場合もあるのが、Boothらしいところでしょうか。つまりこれもまたup to you。

4.課外活動が冴えない。

→大ウソ!
同期の某氏などは、「BoothはParty Schoolだ」と言い切っているほど。毎週木曜日にTNDCという飲み会があるし、連日何かしらの飲み会の誘いがメールで飛んできます。Social eventには事欠かないということです。また、Student groupもいろいろあって、キャリア目的のもの(I-Bank group, Consulting groupなど)から、スポーツ系、趣味、ボランティアなど実に多様です。やりたいことがない、てなことにはならないと思います。自分でStudent groupをつくるのも自由ですし(実際、最近はFamily Business groupというのが立ち上げられた)。旅行イベントなどもあり、Global Citizen Groupというグループでは春休みにボツワナにボランティア+観光(?)旅行に行ったようです(非常に楽しかったとか・・・)。入学前にはRandom Walkという学生主体の旅行に参加するオプションもあります。これは入学前に友達をつくる+普段行けない所に行ける絶好の機会。俺は去年、ホンジュラスに行ってきてテキーラとラムを浴びるほど飲んできました。

5.Chicago は治安が悪い。

→半分ウソ!
日本にいるのと同じ感覚で外を歩かないほうがいい、という意味では真。でもそれはアメリカのどこに行ったって当てはまります。要はヤバイ場所・ヤバイ時間帯を肝に銘じ、 注意して行動する。Boothの本キャンパスがあるハイドパークは、夜中はあまり一人で出歩かないほうがいいエリアですが、University Policeが巡回しているし、みんなも分かって気をつけているので、周りの人間で危ない目に遭った人はいません。他方、ダウンタウンであれば、夜中でも全く問 題なく歩けます。俺の義理の親は映画「アンタッチャブル」のイメージが鮮烈で、「道を歩けばいきなり撃たれる」とかいう過剰な妄想を抱いていましたが、そんなことは当然 ありません。ていうか、そんなコトはみなさん知ってますよね・・・

とても全て書ききれないので、この辺にしておきます。
また別途、俺の個人ブログも参考にしていただければ(MBAに関係ない記事も多いですが)と思います。

2009-10-25(10:38)

Student Groupについて

Chicago Booth 1年のKです。

MBA取得を志す理由の一つとして、多くの方がマルチナショナルな環境でのリーダーシップ/チームワーク経験を挙げるのではないかと思います。シカゴの授業は生徒-教授、あるいは生徒間のインタラクションを重視していますので、学校が提供するカリキュラム自体でもそういった経験を得られるのですが、何と言っても70以上あるStudent Group(日本で言う部活動)での濃密なコミュニケーションは特筆に値するものがあります。

シカゴのStudent Groupは大別すると以下の4種類になります。

■キャリア・フォーカス:コンサルタント、投資銀行、VCなど目指すキャリアが同じ人が集まり、情報共有、会社とのネットワーキング、キャリア・トレック、インタビューの練習会などを行うグループ。
■プロジェクト関連:シカゴ周辺の企業や、海外のNon-Profit等と短期間のプロジェクトを行うグループ。
■地域・エスニシティ関連:アジア、南米、ヨーロッパ等各地域に関心を持つ人たちのグループ。
■ソーシャル・グループ:ワイン、スポーツ、音楽等。

各グループの詳しい説明はこちらからどうぞ

生徒の多くは5~6個のグループを掛け持ちしており、私自身もEmerging Market Group, Business Solution Group、Public Speaking Groupなど複数のグループに所属しています。特にBusiness Solution Groupでのシカゴ近郊のe-commerce企業に対するコンサルティングプロジェクトでは、現役コンサルタントからのアドバイスをもらいながら、顧客との議論、プロジェクトのスコープの検討、プレゼンテーションなどにチームで取り組んでいます。過密スケジュールの中で時間を作るのは大変ではありますが、アメリカのグループ・プロセスを学びつつ、ハンズ・オンの経験も積む事が出来るまたとない機会となっています。

また、Student Groupは各業界の「生」の情報を交換しあう場にもなっています。あらゆる業界から生徒が集まっていますので、知りたい情報、会いたい人には必ず会うことが出来るのがシカゴの凄い所です。私自身はEmerging Marketでの仕事に関心を持っているのですが、Emerging Market Groupでは、日本にいるときの10倍以上のスピードで情報収集が出来る感じです。

MBAを受けるにあたっては、MBAでの2年間を如何に過ごすか、明確なイメージを持つことが大事になりますが、授業のみならず、どういったグループに所属するかを考えていけば、より豊かなイメージが出来あがるのではないかと思います。

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